CASE.03 N様

武家屋敷のような佇まいの心安らぐ住空間

秋田・角館の風情を表現した、打ちっぱなしコンクリートと焼き杉のコントラストが美しいN様邸。ライフワークになった、充実の家づくり。

焼き杉の落ち着いた印象をそのままに

焼き杉の落ち着いた印象をそのままに、逞しさ溢れるコンクリート造との調和が美しいN様邸。N様が求めたのは、かつて魅了された秋田県の武家屋敷「角館」のコントラストを、大好きな打ちっぱなしのコンクリート造で実現することでした。

最もこだわった空間は、天井を高く設定したリビングルーム。床暖房を施した濃い色のフローリングは、空間を引き締めつつ温かみのある雰囲気を醸し出します。打ちっぱなしのコンクリート壁とフローリングのコントラストがやさしく調和し、心地よい空間ができあがりました。土間スペースとリビングを仕切る障子は特注のものを採用し、遮音性や断熱性を高め、やわらかく採光を確保しています。

2階には独立したはなれを設けました。安藤忠雄氏の名作「住吉の長屋」を彷彿とさせる、わざわざ屋外を経由する必要があるというユニークな造り。懐かしさと安堵感が広がる空間は、心安らぐ特別な場所となっています。

こだわり

かつて魅了された秋田県の武家屋敷「角館」のコントラストを、大好きな打ちっぱなしのコンクリート造で実現すること。

きっかけ

長い間、昭和の香りのする庭付きの物件を借りていたが、明け渡す必要が出たため家づくりを考えはじめました。注文住宅のイベントでネクスト・アイズに出逢い、その場でコンサルタントをお願いすることにしました。

想い

人生最後の家として、自身の棺桶が入る家にしたい想いがあった。

担当者のコメント

N様のご要望を叶えられる設計事務所3社のコンペを通じて、N様の他に例のない要望を実現することができました。最終的には100あまりの設計図ができあがりましたが、N様の明確なこだわりが、私たちはもちろん、設計事務所様や工務店様の創造意欲を刺激しました。

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