祖父母がいる暮らしの豊かさを子どもに味わってほしい...そんな想いからスタートした家づくり。両世帯のこだわりが一棟の住まいに込められ、子どもの成長を見守る暮らしがはじまりました。
海が近い湘南エリアで、ご先祖から受け継いだ家を二世帯住宅へ建て替えたK様ご一家。
長男が生まれたことをきっかけに、祖父母がいる暮らしの豊かさを子どもに味わってほしいという想いで家づくりをスタートしました。
海の近くの地域でも安心して暮らせるよう耐久性の高い鉄骨造としました。一階は親世帯、二階は子世帯の独立型を採用しています。
親世帯からのご要望は思い入れのある旧邸の情緒を再現したいということ。リビングの広さや形、照明や家具の配置にこだわりました。また、バリアフリー化のため外構にスロープをつけるなど、安心が得られる住まいを実現しています。
子世帯からは家族で集まれる空間を広く設けたいという想いがあり、個室を最小限の広さにしつつ、ルーフバルコニーなどを設けています。内装にもこだわりを反映し、ミッドセンチュリーの風合いを取り入れつつ、手持ちのヴィンテージ家具と調和するデザインとしました。
こだわり
親世帯、子世帯それぞれの要望をもれなく実現したこと。それぞれ内装やインテリアにもこだわりつつ、家族で集まれる空間を意識したこと。
きっかけ
長男が生まれたことがきっかけ。夏休みや正月の祖父母との時間を通じ、日常に祖父母がいる暮らしを実現したいと思っていた。
想い
祖父母がいる暮らしの豊かさを子どもに味わってほしい。また旧邸の情緒を残すことやバリアフリー化によって両親に安心して暮らしてほしいと思った。
担当者のコメント
当時関わっておられた住宅メーカーが提案されたプランニングの問題点を抽出し、要望を整理することから始めました。両世帯のこだわりを実現でき、満足いただける家となり大変嬉しく思います。